父が仕事をしていたとき、仕事に関するいろいろな本があった。
高校生の時に何となく手に取ってみた本がロバート・キヨサキ著『金持ち父さん・貧乏父さん』である。
その時は大学受験に向けて高校1年から勉強していたけれど、面白そうだったので気分転換に読んでみた。
そこには頑張って勉強して良い大学に入り、一流企業に就職してもお金持ちになれないというようなことが書いてあった。
当時貸借対照表や損益計算書、キャッシュフローのことはさっぱりわからなかったけれど、お金持ちになるためには資産を買う必要があるらしい、ということだけが頭に残った。
その後は大学卒業までお金に関する本はあまり読まず、時間が過ぎていった。