正社員は大変だと思った出来事
職場に派遣先企業の重役が部長2人と課長1人を引き連れてやってきた。取引先との面談があったらしい。面談にそれほど時間はかからず、帰りのタクシーが来るまで職場で待っていた。
その間、正社員とその上司、課長が重役や部長たちの対応にあたっていた。本来この時間は正社員の休憩時間だけれど、重役達が帰るまで、休憩できずにいた。重役達が去った後、休憩に入っていたけれど、30分も取れていなかった。
重役は貫禄はあるけれど、話し方は優しいように感じた。最後に正社員に激励の言葉をかけていたけど、現場の社員が感じていることは全く分かっていない気がする。社内でも色々しがらみがありそうで大変だと思った。
今の派遣先に来て以来、正社員がまともに1時間休憩を取っているのを見たことがない。しかも休憩中に取引先からの訪問があり、食事もゆっくり取れていなさそうだ。これでは性格が変わっていくのも仕方がない。
自分は派遣社員という外部の人間としての立場を活かして、決められた休みはきっちりと使い切っていく。自分が労働に求めているのは、就業時間に応じた賃金や労働基準法に定められた休暇。やりがいや言葉だけの賛辞はいらない。