FIREを目指す丸刈り薬剤師の雑記帳

34歳でセミリタイアした薬剤師が考えたことを気分の趣くまま記録します。大体はどうでも良い事を書き連ね、時々役に立つか分からないマニアックな記事を書いています。過去と同じ内容の記事を書くこともあるかもしれませんが、どうかご容赦願います。また投資についての記事もありますが、投資判断については自己の責任において各自判断してください。

セミリタイア後も労働を適度に続けよう

今の労働は辛いと感じることも多いけれど、やりがいを感じることもある。

そういう訳で万が一、生活費が株式からの配当収入で全てまかなえる状態になっても肉体が許す限りは労働を続けることになるだろう。適度に労働を続けることで社会的なつながりも維持できるという効果もある。

そのためには、今使っている知識が時代遅れにならないよう勉強を続ける必要がある。派遣社員になる前の職場では定期的に研修があったけれど、今はそれがほとんどできていない。今は目の前の業務や家事に忙殺されていて、必要な知識はその場しのぎで収集しているだけである。このままでは、知識の上では新卒者に負けてしまう可能性が高い。

労働時間外はなかなか勉強する気が起きないので、次の職場は定期的に研修を行ってくれるところを選ぼう。そうすることで時間とお金をある程度節約できるはずである。企業に寄生する気満々だけれど、労働に必要なことなので、先方にとっても大きな損失とはならないはずである。

お金を稼いでいくためには、労働に必要な知識を得る以外に投資に関する情報を収集するという方法もある。しかし、自分は防衛的投資家である。必要以上の情報収集は害を及ぼす可能性がある。なぜなら、情報収集によって何らかの行動を起こしたくなる衝動に駆られるからである。それによって必要以上の経費を支払うことになり、投資収益を目減りさせてしまう。投資方針を決めたら、その後の情報収集は投資信託の運用報告書、証券会社の取引報告書や残高報告書を参照する程度にしたい。インデックス投資は『鶴の恩返し』に似ているような気がする。何十年後かに投資信託を売却するまでは成果の途中を目にしても意味がなく、そして有害でもある。あまり鶴を監視し過ぎると、鶴が逃げてしまう。

労働に関する勉強は、もしかすると意外と良い暇潰しになるかもしれない。