FIREを目指す丸刈り薬剤師の雑記帳

34歳でセミリタイアした薬剤師が考えたことを気分の趣くまま記録します。大体はどうでも良い事を書き連ね、時々役に立つか分からないマニアックな記事を書いています。過去と同じ内容の記事を書くこともあるかもしれませんが、どうかご容赦願います。また投資についての記事もありますが、投資判断については自己の責任において各自判断してください。

新たな刺激を糧に

読者の皆様へ
自分の気の向くままに書いているだけの拙い文章を読んで頂き本当にありがとうございます。毎日更新できるかは分かりませんが、できるだけ更新できるよう頑張ってみます。

 

昨日書いたように今の職場では問題児っぽい人もいるけれど、その人にも良いところはある。自分が年上だから気を遣ってくれているだけかもしれないけれど、何かしてあげた時はちゃんとお礼を言ってくれるし、自分が失敗した時、あまり気にしなくても良いと慰めてくれたこともある。
パートタイマーはお金のことはあまり扱わないので、いつもは閉店後お金をレジから引き上げる時は正社員から退勤しても良いと言われる。しかし、先日店が閉まる前までその人と二人で最後までいた時、自分にできることをやった後、そろそろ退勤しても良いか様子をうかがっていたけれど、何も言ってこなかった。良い機会だから、レジ操作を観察してみた。彼は手順通り作業をして、上司がいないにも関わらず一つずつ指差し確認をしていた。数分後問題なく作業が終わり、いつもより少しだけ遅く帰った。でも、そういう丁寧なところ見ていて自分は思った。彼は生来几帳面な性格であり一つ一つの作業を確実にこなしていくよう心掛けているんだ、と。
この仕事は正確に行うことが何よりも大切である。しかし、自分が10年以上働いてきた中で速さも求められていることを感じ、可能な限り数を多くこなせるよう努力してきた。しかし、ここで今一度原点に戻らないといけない。彼のおかげで自分の失敗も見つけてもらうことができたこともあるから。彼はまだまだ若いので、いくらでも改善の余地はある。これから成長していく姿を見れるのが楽しみである。なんだかんだで自分はパートタイマーなので、彼のペースを尊重して、大きな心で見守っていくようにしたい。
ここには今年国家試験に受かったばかりの新入社員もいる。彼は仕事の飲み込みが早く、周りの職員ともしっかりコミュニケーションが取れていて、今後期待できる方である。勉強もしっかりしている。そういうところを見ていて、自分ももっと学ばないといけないと思った。図書館に行って色々物色していたところ、薬の副作用についての書籍があったので、借りて読むことにした。先日、地区担当の上司から副作用についての記述を充実させるよう指導があったので、ちょうど良い機会だ。そこそこ専門的な書籍だから、借りる人はそんなに多くないと思う。繰り返し借りて、熟読し患者さんの訴えにもっと耳を傾けられるようになりたい。

今までの職場に比べて若い人が多くて元気をもらえているのは確かだけど、それだけではない気がする。自分は周りの職員から色々良い刺激を受けられていてとても幸せだと思う。
これから長く働いていく上で自分の見苦しい姿を見せてしまうことがあり、そのうち飽きられてしまうだろうけど、少しでも努力して同じ失敗を繰り返さないようにしたい。