自分は自分、他人は他人

今の職場に薬剤師は自分以外に正社員3人がいる。その中の一人が若干仕事ができず、何かあるごとに他の職員から不満を言われている。自分は転職してから1ヶ月も経っておらず、教えてもらっている身なので、まだまだ評価できる立場にはない。しかし、何か問題が発生した時に何かしら行動を起こさなければならない、という姿勢があまり見受けられないように感じられた。
物事の捉え方は人それざれなので、その人にとってみれば重要なことではないのかもしれない。自分にとっては、手を出したくない問題なら出さなくても結構。もっとも自分はパートタイマーなので、正社員権限が必要だと思ったら嫌な顔をされても遠慮なく聞きにいく。それ以外の場合、多人数で働いている中でも最終的な判断を下すのは自分なので、責任が分散されるわけではない。自分は与えられた権限の中で出来得る限りの手を尽くしていくしかない。
他にも様々な不満があるようだけれど、明日は我が身。これから定年まで同じ職場で働き続けようとしている身としては、自分も注意しなければならない点は多い。仕事ができるよう努力しているならまだしも、上手くいくよう努力する姿勢すらなくなってしまったら、完全に相手にされなくなってしまうのだろう。
今後は右肩下がりの肉体の中で、できることが徐々に少なくなってしまうかもしれないけれど、職場にいる間は努力する姿勢を維持していきたい。

また自己顕示欲に負けて経験を武勇伝のように語ったり、相手を見下すような言動も慎まないといけない。今後年下の職員や年下の上司と働く時間が長くなっていくから、これは常に意識しておかなければならない。現状に満足できていれば、わざわざ他人には話す必要はない。ただ自分の人生を楽しめば良いのだ。

他人への不平不満で時間を浪費するのも避けていこう。
人生は短い。明日死ぬかもしれないのだから。

それにしても午後のコーヒーが美味しい。
五体満足で誰にも邪魔されず、のんびりとした時間を過ごすのは、とても贅沢だ。