贅沢をサボる

食材を買うときはどうしてもまず価格が目が入ってしまう。そして価格と重さや容積などを比べて単価の安い物を買おうとする癖がある。そのような物はある程度限られているので、結果として、同じような物を続けて買うことが多い。質よりも量を重視している状態である。

派遣社員として働くにあたって、派遣元の担当者から「自家用車があると時給の良い派遣先を紹介しやすい」と説明された。時給の良い派遣先は車が無いと日常生活もままならないからである。しかし、自家用車を持つと税金や保険、整備費、ガソリン代などあらゆる費用が発生する。自分はそれがどうしても嫌で徒歩で生活できそうな派遣先を紹介してもらった。その時、車にお金を掛けない分、しっかり食事をして体力が落ちないようにしよう、と思っていた。

しかし、いざ一人暮らしを始めてみると物の価格は気になってしまい、可能な限り安い食材を使ってやりくりしている。今のところ概ね健康な状態は維持できているので不思議なものである。ただし、年齢を重ねるとそういう訳にはいかなくなるだろうから、注意した方が良いかもしれない。

「今度はあの食材を使ってみよう」と思うことはあるけれど、労働の後は疲れが溜まっていて頭がなかなか回転しない。「贅沢をサボっている」状態とでも言えそうである。あっという間に時間が過ぎて、貯蓄もそれなりにできた。来年以降は、他に何かひとつ楽しみを見出だせるようにしたい。

今日はバリカンで丸刈りにした。丸刈りにすると頭皮の風通しが良くなり、とてもすっきりする。今までは6週間に1回刈っていたけれど、これから暑くなるので、4週間に1回刈ることにしよう。期間を少し短くするとゴミも少なくなるだろう。