残業意欲の減少
現在勤めている職場の時給には概ね満足している。正社員だったりすると労働時間は月単位や年単位の変形労働時間制が多いかもしれない。変形労働時間制だとある1日が長時間でも他の日が短くなると規定の労働時間より短くなり残業が発生しないことがある。仮に残業が発生したとしても、基本給に対して発生するだけなので、賞与で調整されれば年収はあまり増えない。
しかし、今の残業代は1日8時間または1週間40時間を超えた時点で発生する。残業代は時給の25%増しであり、ただでさえ高い時給がさらに高くなる。
そのため最初は残業代を稼ぐために少しでも長い時間働けるよう努力してきた。逆に労働時間が短くなると不機嫌になることもあった。
最近は暇な日がたびたびあり、残業時間があまり長くならなくなってきた。ところが不思議と残業時間に固執しないようになってきた。年収が減ることで税金や社会保険料が安くなることもひとつの理由だけれど、他にも何か重要な理由がある気がする。やはり労働時間よりも非労働時間の重要性を無意識に理解してきているのかも知れない。1年後は非労働時間が長くなるのでその自由な時間を存分に楽しめるよう考えていきたい。