趣味という科目を作った
家計簿をつけるにあたって、収入や費用などの科目は自分で考えて必要なものを決めた。その頃は趣味という科目はなかった。就職してから9年ぐらいは実家で暮らしていたので、家族とちょっとしたお出かけをするときは両親に費用を出してもらっていた。友人たちと遊ぶときは麻雀や居酒屋が多く、交際費や外食費として処理していた。その間の趣味としては強いて言えばネットサーフィンやサイクリングぐらいでごくたまにパソコンや自転車を修理するときは雑費として処理していた。
お盆休みに実家に帰って自転車を手に入れたり、ボーリングをやったりした。ボーリングは以前交際費で処理していたけれど、交際費はどちらかといえば相手方主体の費用だと思っている。しかし、自分が主体となって本当の意味で楽しむということであれば、交際費というのは違う気がした。よくよく考えてみると趣味という科目がないことに気がついた。今後時間的ゆとりを持つことになるので、継続的支出として管理する必要が出てきた。そういうわけで自分の人生を楽しむための費用として趣味という科目を作ることにした。少ない費用で済めば、長く楽しむことができるけれど、あまりに我慢をしすぎると人生の幸福度が下がってしまう。自分の欲求や財布の中身とよく相談しながら適切に管理していきたい。