FIREを目指す丸刈り薬剤師の雑記帳

34歳でセミリタイアした薬剤師が考えたことを気分の趣くまま記録します。大体はどうでも良い事を書き連ね、時々役に立つか分からないマニアックな記事を書いています。過去と同じ内容の記事を書くこともあるかもしれませんが、どうかご容赦願います。また投資についての記事もありますが、投資判断については自己の責任において各自判断してください。

正社員も意外と悪くないかもしれない

現在リンダ・グラットン著『ライフ・シフト』を読んでいる。これは人生を100年生きていくための働き方や余暇の過ごし方などについて記されている。

その中で100年の人生を金融資産が破綻せずに生きて行くためには80歳ぐらいまでは働く必要があると述べられている。しかし、長い間労働を続けていると活力や生産性が低下してしまう。そこでこれらを補うために何らかの移行期間を設けることで新しい人生を踏み出すことができるらしい。

今の自分に80歳まで働くことを想像するのはなかなか難しい。そこで考え方を前向きにしてみる。自分の仕事は主に接客である。そこから得られるものは賃金だけではない。様々な人々の考え方や自分が少し役に立っているかもしれない感覚なども得られる。動いていることで多少の有酸素運動にもなるかもしれない。業務時間外でも地域の住民とコミュニケーションを取ることで何か心地よい感覚も得られそうだ。

今のところは来年以降週休3日を予定しているけど、仕事に遊びの要素を取り込むと週休2日でも意外と楽しめるかもしれないと考えるようになった。

筆者は余暇の時間を生産性向上や技術力向上に役立てる「リ・クリエーション」を説いていた。自分は逆のことも言えるかもしれないと感じた。語弊を恐れず言うと、業務を遊びのように捉え、主体的に行動していくことで労働時間を「レクリエーション」のように過ごしていくということである。失敗が許されない仕事なので、本当に忙しい時はそんなことを考える場合ではないだろうけど、一年中厳しい訳ではないので、心を軽くして過ごす時間もあるはずだ。

そう考えると正社員に戻ることもひとつの選択肢となる。そうなると住宅手当ても期待できるので、投資額を大きく減らさずに済むかもしれない。

今度都市周辺地域の家賃相場や求人状況を調べてみよう。