小さく始める、コツコツ続ける、小さく終える
先日投資信託をニッセイ外国株式インデックスファンドからe-maxis slim先進国株式インデックスファンドに切り換えた時に若干の利益が出ていた。このまま年を越すと税金が発生する。
先日大きな株安があったので、利益が打ち消すつもりで一部を解約した。しかし、約定するまでにさらに大きく値を下げてしまい、今度は確定損失が発生してしまった。この損失は今後3年以内に利益を出さなければ、損益通算できなくなる。投資信託の売買に手数料はかからないけれど、投資信託の内部では株式の売買があり、手数料が発生している。今回のように短期間で売買を繰り返していると投資信託の内部で手数料がかさんでしまう可能性がある。あまりに節税を意識してしまった結果、長期的な利益を逃してしまうかもしれない。今後あまり大きくない利益については、社会貢献だと思って税金を払うようにしよう。
低コストインデックスファンドの利点は小さい金額を長期間積み立てることに意味があり、取り崩す場合も同様である。結論を急いで大きく売買するとあまり良いことがない気がする。投資信託は1日単位で根付けがされ、売買の約定も翌営業日となる。従って大きな単位で売買すると、思っていた価格で約定しなかった時に損益が大きくぶれやすい。今後は解約するときも小さな単位でやっていこうと思う。